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マスク、トイレットペーパー、その先

2020年2月29日

そろそろ買い足さなければと、仕事帰りにドラッグストアに立ち寄ったら、トイレットペーパーが消えていました。

「オイルショックの反省が活きていない」という声も目にしたけれど、ドラッグストアの行列を 見て、「自然な行動」ともいえるなと思います。

新型コロナウイルスの影響で、まず、マスクが街から姿を消しました。

政府は「生産・供給は通常通りで品物は潤沢にある」と呼びかけましたが、未だに棚は空のままで、「入荷未定」の札がぶら下がっています。

SNSでは、空の棚の写真があふれていて、それを目にする頻度も多いのが現状です。

「今度ももしかしたら」と、1~2ヶ月分ストックしておいたほうが安心だと考えるのは自然な 心理です。

今回も政府は「生産・供給は通常通りで品物は潤沢にある」と呼びかけています。

もし今度も、棚が空っぽの状態が続いたら、これまでの「前提」が維持されず、何を信じていいかわからなくなってしまいます。

それは人として不自然なことではない、むしろ自然な行動といえます。