打ち合わせをしていて、「働く」ことは社会との接点だ、という話になった。
たしかに一理ある。
「働く」ことが社会の接点であるがゆえに、子育てのために仕事を辞めたり、定年退職後に孤独を感じたり、自分の価値がなくなったように感じて、メンタルヘルス不調になるケースもある。
そこで疑問が浮かんだ。
産んで育てることって、本来は「ヒトの社会」につながっているはずではないか。
お母さんたちは、子育てをしていて、孤独を感じるのではなく、「社会とのつながり」をむしろ 感じられるのが自然じゃないのか。
なぜ今そうなっていないのか。
私たちの社会との接点や社会的承認の「社会」って随分と、「働くこと」や会社組織に狭められてしまっているのかもしれない。