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外からの情報に振り回されやすいときほど、

マインドフルネス

2020年4月20日

「マインドフルネス」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

アメリカを中心に注目され始め、2014年にタイム誌が「マインドフル革命」というタイトルの特集記事を組んでから、日本でも徐々に広まってきています。

マインドフルネスには、抑うつ症状や不安症状などのストレス反応を和らげる、集中力や創造力が高まるなどの効果がみられています。

今のように、不安で気持ちが落ち着きづらく、なんだかソワソワしてしまうというときにも、おすすめです。

4/11から新型コロナウイルス感染拡大防止基金への寄付も兼ねて、週末のマインドフルネス30分体験セッションも行っています)

マインドフルネスの定義は次のとおりです。

①今ここでの経験に

②評価や判断を加えることなく

③能動的に注意を向けること

これだけだと分かりづらいと思うのですが、①~③の3つの特徴をもった注意の向け方・体験の仕方だと理解してみてください。

①「今ここでの経験に」

ふだん私たちの注意は、過去や未来へとあちこち移っています。

「あぁ、あんなこと言わなきゃよかったな」、「前にも同じようなことがあったな」(過去)、「うまくいかなかったらどうしよう」、「来週までにこれをやらなくちゃ」(未来)など。

それに対して、マインドフルネスでは、「今ここ」での経験に注意を向けます。

②「評価や判断を加えることなく」

私たちは日々、評価や判断をしながら生活しています。

(意識しているかどうかは別にして…)

「これはいい」、「これは悪い」、「うまくいかないかもしれない」、「私のことよく思っていないかも」、「これは大事なことだ」、「あれはもういらないな」、「そんなこと無理、できっこない」などなど。

マインドフルネスでは、色づけせずに、目の前で起きていることをそのまま受け止めます。

③「能動的に注意を向ける」

ふとしたとき、私たちは「なんとなく」流れるままに考えていたり、ぼーっとしたりしています。

ふっと気づくと、時間が経っていた、というようなことや、お風呂でいつものルーティーンで身体を洗うなど、意識しなくても自動的にできてしまうこともあります。

それに対して、マインドフルネスでは、自分から意識して、これまでに紹介した①や②のやり方で注意を向けます。

少しは「マインドフルネス」な体験の仕方をつかんでもらえたでしょうか。

頭での理解も大事ですが、マインドフルな感覚をつかんでもらうには、体験して、少しずつ腑に落ちていくのが一番だと思っています。

週末に30分のマインドフルネス体験セッションを実施していますので、「体験してみたい!」という方は、ぜひ!

次回4/26(日)8:30からのマインドフルネス30分セッションはこちら