先週4/16(木)に、Keisuke Matsushima(松嶋啓介)シェフと「塩なし料理理論×マインドフルネス」をテーマに、Zoom対談させていただきました。
松嶋シェフといえば、フランスで外国人として最年少でミシュラン一つ星を獲得し、東京原宿にもレストラン「KEISUKE MATSUSHIMA」を構えています。
私自身、食べることが大好きなので、シェフとの対談は願ったり叶ったり。
当日のお昼にライブ配信が決まって、打ち合わせもなくドキドキだったものの、とても楽しい時間でした。
(対談の様子はyoutubeにてご覧いただけます→「塩なし料理理論×マインドフルネス」)
今回、シェフとの対談提案に前のめりで「ぜひ!」と答えたのは、前から食とマインドフルネスは相性がいいと考えていたからです。
マインドフルネスの説明は、別記事(「外からの情報に振り回されやすいときほど、マインドフルネス」)に譲るとして、ここでは、なぜ食との相性がいいのか書いてみたいと思います。
皆さんは、普段どんなふうに食事をしていますか?
スマホ片手に、気づいたら食べ終わっている。
テレビを見ながら、自動的にお箸が動いている。
なんてことはありませんか。
次のような食べ方はどうでしょう。
まず、お皿を眺める。(視覚)
「トマトのような赤い色が美味しそう!」
「ソースがつやつやしている!」
次に、顔を近づけて香りを吸い込みます。(嗅覚)
「この爽やかな香りはなんだろう?ハーブかな?」
「なんていいにおい!待ちきれない!!」
口の中に唾液が出てくるのを感じられるでしょう。
そして、口に運んでみる。(触覚)
「なんてやわらかい口当たり!」
「たけのこの食感がアクセントになってる」
湯気が顔にあたる感覚も感じられるかもしれません。
食べているときの音も楽しめます。(聴覚)
シャキシャキ、ザクザク、つるつるっ。
もちろん、味わうことも忘れずに。(味覚)
「トマトと玉ねぎの甘みと、でもほのかな酸味もあっていいなぁ」
「噛めば噛むほど美味しくなっていくなぁ」
今ここにある、目の前のお皿に、五感をフルに使って味わいます。
これだけでも、マインドフルネスのトレーニングになります。
食いしん坊にとって、こんな楽しい食べ方はないと思うのです。
しかも、それがマインドフルネスのトレーニングにもなってしまうのですから。
次に出会うお皿から、ぜひ始めてみてください。
毎週日曜日朝8:30~Zoomで「30分マインドフルネスのセッション」も予定しています。
(次は、料理×マインドフルネス編も書いてみたいと思います)