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狭くなりすぎた「社会との接点」:

社会とのつながり、どこに感じる?

2020年2月21日

打ち合わせをしていて、「働く」ことは社会との接点だ、という話になった。

たしかに一理ある。

「働く」ことが社会の接点であるがゆえに、子育てのために仕事を辞めたり、定年退職後に孤独を感じたり、自分の価値がなくなったように感じて、メンタルヘルス不調になるケースもある。

そこで疑問が浮かんだ。

産んで育てることって、本来は「ヒトの社会」につながっているはずではないか。

お母さんたちは、子育てをしていて、孤独を感じるのではなく、「社会とのつながり」をむしろ 感じられるのが自然じゃないのか。

なぜ今そうなっていないのか。

私たちの社会との接点や社会的承認の「社会」って随分と、「働くこと」や会社組織に狭められてしまっているのかもしれない。